はやぶさ2

2014/12/3 13時22分に、はやぶさ2種子島宇宙センターからh2aロケット26号機で打ち上げられました。
はやぶさ2イトカワから世界初の小惑星サンプルリターンを行った探査機であるはやぶさの後継機です。
はやぶさ2の目的地は、りゅうぐうという名前の小惑星で、大きさが900メートルほどで球形に近い形をしていると考えられています。
公募で名前が決まったのですが、サンプルを持ち帰るところが玉手箱を持ち帰る浦島太郎と似ていること、りゅうぐうには水を含む岩石があると期待されていることなどが選ばれた理由だそうです。
往復でふ約52億キロ飛行する予定です。
2018年6,7月頃にりゅうぐうに到着して観測やサンプルの採取を行ったあと、二キロほどの銅の塊を爆薬を使って2キロメートル毎秒に加速して小惑星にぶつけ、人工的にクレーターをつくる計画があります。
そして2020年11,12月にサンプルを地球に持って帰ってくる予定です。

はやぶさの初号機が帰ってきたのは今から六年前の2010年6月13日ですが、最後にはやぶさから送られてきた半分だけの地球の白黒画像はとても感動しました。
はやぶさ2も無事に帰ってきてくれるといいなとおもいます。

jaxaのhpには、プロジェクトの概要や探査機の詳しい情報などが載っています。
私のおすすめは、はやぶさ2運用室の記事です。

参考情報
いとかわは、535メートル
りゅうぐう自転周期は7.6時間
はやぶさ2は、2015/12/3にスイングバイ。地球の重力を使用して加速
小惑星はあまり進化していない惑星なので、
太陽系ができる前に存在していた水や鉱物有機物を調べることができる
太陽系誕生や生命誕生の秘密にさらに近づけるのではと期待されている
りゅうぐうは炭素型惑星c型小惑星
1999ju3、162173
s型小惑星イトカワよりも太陽系形成初期の有機物や含水鉱物をより多く含んでいると考えられる
惑星の起源、地球の水の起源、生命の原材料も探求する
炭素含有量の多い炭素コンドライトからなる地球近傍小惑星
地球と火星の間の軌道を一年四ヶ月かけて周回
スイングバイで1.6km上がって31.9km軌道を80度曲げた。ハワイ付近の上空3000kmを通過
太陽の重力の影響で更に加速
地球を回る軌道から、りゅうぐうへ向かう軌道に入った。
1億4959万8870キロメートルが一天文単位
地球と太陽の間の平均の距離が一天文単位
地球の赤道半径は6378キロ
赤道一周40075キロ
スモールキャリーオンインパクたー
7528万キロ=地球と火星の距離